2008-05-03福井、石川<恐竜と加賀温泉>旅行(2泊3日)

写真 日記






福井県は恐竜の里です。今回は子供達向けに恐竜のツアーを組みました。家内は少し不満そうでしたが・・
最初に向かったのは手取湖畔にある白峰恐竜パーク、手取湖畔にある化石の発掘体験ができる公園です。
実際の出土場所ではなく、出土場所から持ってきた岩石を割って化石を探す体験です。
体験場の入口で防護めがねと軍手とハンマーを貸してくれます。ハンマーでキンコン、カンコンと石を割って化石を探して行きます。5〜6個に1個くらいでしょうか?探せば植物の化石らしきものは結構出てきます。しかし、決定的にきれいな葉っぱの形をした化石はなかなか見つかりません。ある程度気に入った化石をキープして、もっと良いものを探して、あっちでキンコン、こっちでキンコン。結構重労働です。だんだん石を割るごとに腰に手を当て、伸びをするようになります。
もうやめようか、と思いながら大きな石を割ってみたところ、本日一番きれいに植物の形が入った化石が出てきました。(やめられない・・)
見つけた化石は植物の化石で10cm角の大きさ1個までなら持って帰れるとのこと。
大きすぎたので、10cm角におさまるように、またキンコンカンコン形を修正していきます。(これも結構くたびれます。)
ところが、誤って一番きれいな部分をハンマーで破壊してしまいました。くっー!
がっくり、と力が抜けたところでギブアップ。がんばりすぎて手には水ぶくれができてしまいました。
少し不満は残りましたが、この化石をひとつ持って帰ることにしました。(子供をやめさせるのがたいへんでした。)
化石発掘は体力要りますが、とても楽しく、またちょっとした遊具や公園もあるので、白峰恐竜パークはおすすめです。(GWでもそれほど混雑していませんでした。)
白峰恐竜パークを出発、今度は勝山にある別の福井県立恐竜博物館へ行きました。
こちらの博物館は出来立てなのでしょうか、きれいでとても立派な施設です。
GWということで、入口から駐車場が渋滞するなどこちらはとても混雑していました。
展示物も本格的で映像シーンもとてもリアルで印象に残りました。大人も結構楽しめます。
しかし一番長く滞在したのはお土産コーナー。通勤電車なみの混雑の中、子供達は夢中でお土産を探しました。子供達は恐竜のプラモデルなどをおこずかいで買っていきました。
次に県立博物館を出発して福井市内に。福井市内のヨーロッパ軒でソーツかつ丼を食べました。
事前にネットと調べて、おすすめグルメだったので、うる覚えの地図をたよりに探しました。
こっちの方かなとおよその方向で進んで信号待ちをしてると真横に「ヨーロッパ軒」の看板が!
あった!でもこんなところだっけ?ホームページで見た場所とちょっと違うかな?
と半信半疑のまま入店して聞いてみると、ここは本店とは違う直営店とのこと、
「本店は今、混雑していると思いますよ。」とのことで結果的に良かったようです。
持ち帰りのお弁当屋さんのような感じですが、小さなカウンターとテーブルが1卓あり、その場でも食べられます。
ソースかつ丼はケンタのころもで揚げたようなかりっと香ばしく、おいしかったですよ。
埼玉からはるばるきたことを説明すると、子供達におまけのおもちゃまでくれました。ありがとうございました。
お腹を満たしたところで、三国温泉の「ゆあぽーと」という日帰り温泉に入りました。
九頭竜川の一番河口にあり、海の景色が良い温泉施設です。
ちょうど日没の時間だったので、海に日が沈むところが見えました。






2日目の朝。最初に東尋坊へ向かいました。(混雑前に行動ができるのがキャンピングカーのメリットですね。)
岩場の先端まで恐る恐る行ってみました。が、子供がちょろちょろするのが心配になって早々にUターン。景色もろくに見ずに引き返しました。
従って、途中のお土産屋さんめぐりがメインに。
息子の大好きな鉱物を売っているお店がたくさんありました。
朝食がまだだったので、途中のお土産屋さんで学生定食という朝食を食べました。
おいしそうな海鮮丼やうに丼はたくさんあったのですが、朝食としては予算オーバーでした。
学生定食が唯一予算ギリギリでした。
きっと学生向きのボランティア定食なのでしょう。お刺身あり、カニありの盛りだくさんで、お値段割りに納得の食事ができました。
東尋坊を出発して、加賀温泉にある加賀文化村へ、民間の大きなテーマパーク風のお土産屋さんです。
こちらに折り紙博物館が併設されているので入ってみました。折り紙の好きな子供達は大喜び。
お花や大名行列などいろいろな折り紙が飾ってあります。
中でも一番気に入ったのが、恐竜の折り紙。どれも一見して恐竜の名前がわかるくらい上手に折ってあります。
出口の売店ではこの「恐竜の折り紙」の折り方の本が置いてありました。
子供達にせがまれて、こちらは大人が買って子供達に貸し出すことにしました。
折り紙博物館の下では、いろいろなおいしそうなお菓子のお土産があります。ひととおり試食した上でお土産を買い集めました。
文化村を出発して、加賀温泉郷のひとつ片山津温泉に。
加賀温泉郷にはそれぞれ「総湯」という日帰り温泉施設があり、\400程度で入浴できます。
片山津温泉では足湯施設のところで生たまごと温泉饅頭を売っていました。
生たまごは30分温泉につけて温泉たまごにして食べる趣向です。
片山津温泉はしょっぱい温泉(塩泉)で温泉たまごにすると程よい塩加減でおいしいです。
それから、柴山潟で屋形船のような遊覧船で湖上観光しました。暑くなっていたので夕涼にちょうどよかったです。
夜は山中温泉へ行きこちらの「菊の湯」という総湯に入りました。
きれいで立派な銭湯で、お湯もきれいで豊富でとても良い温泉でした。





3日目は最初に小松空港の近くにある「航空プラザ」という航空博物館に行ってきました。
こちらは無料で入れる博物館です。無料で入れるくらなので2、3展示物がある程度と思いきや、なかなか立派で楽しい博物館です。
この日はちょうどブルーインパルスのユニホームを借りて、ブルーインパルスのコックピットに入れるイベントをやっていました。
我々もさっそ体験してみることに。息子の番になるとちょうどテレビ局の人がやってきていて、息子が取材を受けていました。息子は緊張して体験どころではなかったようです。(放送されたのかな?)
その他、飛行機の足ふみゴーカートやシュミレーターなどもあって、それなりに楽しめました。
ゴールデンウィークでもすいていて、穴場のスポットだと思います。(おすすめです。)
航空プラザを出たころからお天気が悪くなってきたので、予定を変更して早めに温泉に入ることにしました。
今度は加賀温泉郷の粟津温泉の総湯に入りました。
こちらはほんとに銭湯のような温泉ですが、小ぎれいでお湯も豊富で立派な温泉でした。
今度、別の場所だと思うのですが、新築するようで楽しみです。
温泉を出たら帰り道。途中、富山のヒスイ海岸で鉱物収集が趣味の息子のためにヒスイ探しを計画していましたが、悪天候のため中止。
そのまま、帰路、埼玉へ向かいました。



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